真宗大谷派 明福寺は、港区三田のお寺です。

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〒108-0073 東京都港区三田4-4-14

寺院紹介

明福寺の歴史

明福寺は江戸時代の初め、元和元年(1615年)了順法師によって江戸桜田郷に開かれたと伝えられる。その後再三転地をし麻布三谷町から、三田中寺町、現在の三田南寺町 (港区三田四丁目四-十四)に第八世慧燈法師が建立をしている。
 現在の本堂は棟札によると寛政十一年(一七九九)に再建され、現在の庫裏は平成四年に建築したものである。
 江戸時代の書物「御符内社寺備考」によれば、〔京都東七条本願寺末芝三田中寺町、中根山明福寺、妙厳院天拝領地三田中寺町〕と記録されている。また同書に、本尊阿弥陀如来木像(元和元年・一六二三)、親鸞聖人絵像、蓮如上人絵像、聖徳太子絵像、七高僧絵像、六字名号(蓮如上人筆)等が寺物として寺社奉行書上となっている。

三田四丁目の寺町に位置。「御府内社寺備考」によると元和元年(1615)に「桜田付近」に起立、寛永元年(1624)に「麻布今井三谷町」に移転後、現在地には天明元年(1781)に境内を構えるようになった。

 通りに面して、門、その奥に本堂が北面して立地し、左手に庫裡(建替)が接続する。本堂裏手(南側)には墓地がひろがる。本堂は間口5間、奥行き5間半の規模で外壁を塗り込めた土蔵造りである。寄棟造桟瓦葺で、向拝が葺き下ろされる。

 中略 内陣、外陣境界の3つの欄間には獅子と牡丹の彫刻が施され、両余間と外陣堺には、唐獅子が描かれた襖絵がはめ込まれている。
(注・襖絵は江戸狩野派の作といわれ、港区の指定文化財となっている)

 「社寺備考」には寛政11年の棟札写しが記載されており、棟札は現在も小屋組に打ち付けられているという。絵図に描かれた本堂規模も現存するものに一致する。中略 外陣内部及び向拝に関しては明治以降に改修が施されたことが推察される。

明福寺創建が元和年(1615)と伝わっていますが、この年を歴史年表で見ると1603年に江戸幕府ができ、1615年には大阪夏の陣で豊臣方が滅ぶころです。

 明福寺の歴史400年となります。また本堂ができた寛政11年は松平定信の寛政の改革が終わったころです。
江戸の大火にも、関東大震災にも、戦災をもくぐりぬけ、この地に立ち続けてきたご本堂です。

 ご門徒の皆さんのおかげでこのお寺も続いてます。これからも大事に伝えて行きたいものです。


本堂の襖絵(江戸狩野派)



土蔵造りの本堂

 土蔵造りの本堂をお参りすると、ご本尊の阿弥陀様、その右に、親鸞聖人のご絵像、その右に聖徳太子と七高僧の絵像が安置してあります。反対側、阿弥陀様の左には、蓮如上人の絵像、その左には当山歴代の住職の法名がかけられています。
 左右の1間にそれぞれ2枚づつの襖絵がはめられています。写真の通り緑・白・金の色もきれいで獅子が川に遊ぶといった図柄です。いつからこの場所にあったのか不明ですが、保存状態もよくきれいな色具合と獅子の躍動感が感じられます。区内では珍しいもので、港区の文化財総合目録に登録されている文化財となっています。
 この絵は図様から見て6面以上のものがあったとも思われます。江戸狩野派の絵師によるものと思われますが、落款、署名がないのではっきりわかりません。

 書かれたときは書院周りの襖、また、もともと明福寺にあったのか、どこかのお屋敷・寺から移されたのかいろいろ想像してみてください。何百年もお念仏の声を聞いてきたアリガタイ存在です。

明福寺山門


江戸時代作のものと思われる。
平成四年の庫裡の再建後に手を入れている。
門に掲げてある、山号額は明治時代の仏教学者南條文雄氏の揮毫によるものである。

片山兼山のお墓

江戸中期儒学者の片山兼山のお墓が本堂裏の墓地にあります。
兼山は、上野(こうずけ)の人、荻生徂徠の古文辞学にあきたらず、漢唐の古注、宋明諸儒の説を参酌、山子学と称する折衷学を唱えた。(1730−1782)《広辞苑より》
 片山兼山と言う名前をご存知の方はいらっしゃるでしょうか。この名前を知っている方は高校時代、歴史をよく勉強なさった方だと思います。
 この方のお墓は奥の高いところの下、松の木の横の階段の右方に大きい『兼山先生墓』です。
 そしてその右手に『萩原大麓』、他に並んで5基萩原家のお墓があります。本堂横の松の木の下三角形のお墓は片山述堂の墓で、兼山の子供と言われています。又、萩原大麓はその弟子で、萩原家はいまでも明福寺のご門徒であります。片山家はしばらく連絡がありませんでしたが、その子孫の方が数年前お参りに来られました。歴史を感じさせられます。

庫裡

ご法要の折お休みいただくお座敷。
法要後の会食の場としてもご利用いただけます。

お茶室
庫裡建築の折、お茶室として作りました。

平成8年より表千家茶道教室として、お稽古に励んでいます。
茶道教室明福会・山口宏子先生のご指導を頂いています。
お寺の報恩講にも、茶道教室の皆さんによりお茶会が開かれます。


寺宝




店舗イメージ

寺院情報


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